生産者プロフィール

松下リンゴ園

【十勝でリンゴ栽培ができることを実証したい！】
代表の松下忠雄さんは16年前に農業機械会社を定年退職後、念願のリンゴ栽培に着手。当初は手探り状態で128本の苗木から始めました。リンゴ園をスタートしてからしばらくの間、苗木はまだ成長期にあり、「最初の10年間は実が付いても小さく、ほとんど売り物にならなかった」と振り返ります。
それでも「十勝でも美味しいリンゴが採れることを証明したい。食べる人の美味しそうな顔と驚く顔を見たい」との一心で地道に努力を重ねてきました。
青森県や北海道内のリンゴ栽培農家を訪ね歩いたり、書籍やネットで剪定方法や収穫したリンゴの保存方法などを学んでは、十勝ではどのように育てるのがベストかを考え、悩み、失敗を重ねてきました。
13年目となった３年前から、リンゴが生殖期に入り、ようやく大きな実をつけるようになりました。今ではリンゴの木は1200本を超え、うち1000本が毎年たわわに実を付けるようになりました。